それでもボクはやってない2007/01/29 22:09

それでもボクはやってない
周防正行監督・脚本のそれでもボクはやってないを見てきた。

金子徹平(加瀬亮)は、就職活動中のフリーター。会社面接に向かう途中で痴漢に間違えられ、容疑者から被告人に。
荒川正義(役所広司)は弁護士。徹平の母の依頼で弁護を引き受けることに。
須藤莉子(瀬戸朝香)は、荒川の部下の新人弁護士。痴漢を憎み、徹平の無実の証明に疑問を持つが...

物語は徹平が痴漢として現行犯逮捕されるシーンから始まる。(さすが周防監督、無駄の無い話運びって感じだ。)

ここに、息子の無実を信じる母、その友達、協力者...と仲間が募る。これとは対照的に、警察、検察は事件の真相とは関係なく、犯罪者を生み出す。 そして裁判官が現れる構図。大森光明(正名僕蔵)は正義の側の裁判官として描かれる。

「十人の真犯人を
逃すとも、
一人の無辜を
罰するなかれ」

を貫き、無罪判決を下してきた。大森裁判官はきちんと事実関係を明らかにし、公正な判断を目指していた。しかしながら、彼の出した別の裁判の無罪判決が上告で逆転有罪に...そこで裁判官交代、室山省吾(小日向文世)の登場。これが裁判に同影響を与え、徹平の判決はいかに?

良く練られたストーリーで、今の裁判の現状というものが(これが本当ならね(笑))分かった。若干裁判のシーンが繰り返されるのは飽きてきたが...

けど、裁判のシーンは重厚感があった。加瀬亮、役所広司、正名僕蔵、小日向文世の演技に吸い込まれる。

裁判とは、有罪か無罪を判断する場所。その基準は客観的証拠。
証拠によって再構築された事実は、フィクション。そしてそれは、どの位置から見るかによって変化する。フィクションは、役者、見る者の視点と共感によって、どんなドラマにも映ってしまうのだ。この映画のように。

僕は思う、一人の無辜を罰さないために、本当に十人の真犯人を逃してもいいのだろうか?極論だろうが、これは天秤に掛けられるものではないだろう。真犯人は逃すべきではないのである。罰は受けなければならない。

人が人を罰するという事にはやはり限界があるのだろう。だって人間だから。神様が天から罰を落としてくれればいいんだけど、そんなに気の利く神様もなかなかいないようで...

う~んなんか結論としては世の中は不平等なんだという事。そんな事を改めて思うのであった。

あなたが信じるものは何ですか?他人の言葉?他人の心?自分の心?プライド?

それでもボクはやってない

監督・脚本:周防 正行
製作:亀山 千広
出演:加瀬 亮、瀬戸 朝香、山本 耕史、もたいまさこ、役所 広司ほか
音楽:周防 義和 「静けさの中で」
配給:東宝

コメント

_ kenko ― 2007/01/30 11:51

こんにちは!TBありがとうございました。
始まってすぐに物語に引き込まれてしまう作りはさすが!って感じでしたね。
この映画を観てから、日本の裁判制度における
矛盾や問題点についていろいろ考えてはみるけれど・・・答えは出そうもないです。。。

_ raccoon ― 2007/02/12 11:09

kenkoさんコメントありがとうございました。
答えがでない、ひょっとしたら無いのかもしれませんね。人の心は道徳や倫理というものだけで単純明快に説明できないから、考えていくのが大事なんですよね、きっと。

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_ ラムの大通り - 2007/01/29 22:39

※カンの鋭い人は注意。※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。


----“全世界衝撃のとことん社会派ムービー”?
これって周防正行監督の作品だよね。
彼ってコメディの人ってイメージがあるけど…。
「そうなんだよね。
今回も最初はコメディのつもりだったというのを
どこかで読んだような記憶がある。
ところが、題材を調べているうちに
日本の裁判に疑問を抱き、
本格社会派ドラマへと変わっていったようだ」
----確か、テーマは痴漢の冤罪事件だよね?
「うん。
ここで断っておきたいのは、
この映画は、主人公が有罪か無罪か、真実はどこに?という
『真実の行方』タイプの映画ではないということ。
試写では、『あなたは無罪と思うか有罪と思うか?』みたいな
アンケートを取っていたけど、
それって話題作りには効果的かもしれないけど、
あまり意味がない」
----どうして?
「だってタイトルがズバリ、中身を表している。
『それでもボクはやってない』。
この映画が描いているのは、
刑事事件で起訴された場合の有罪率99.9%という
驚くべき数字の裏側。
欧米では推定無罪が普通。
『十人の真犯人を逃すとも一人の無辜を罰するなかれ』という
格言もあるように、日本でも本来ならば
“疑わしきは罰せず”であらねばならない」
-----そうはなってないの?
「そういうことだね。
なぜならば、もし無罪にしてしまうと、
警察の誤認逮捕、検察の起訴の誤りを認めることとなり、
権力機構に傷がつくわけだ。
この映画では、“疑わしきは罰せず”で無罪判決を重ねた裁判官が
なんと左遷されると言う実態まで描いている。
周防監督は、この裁判のあり方に怒りを覚えているわけだ。
『それはもしかすると、
今現実に日本に生きている多くの人たちの
気持ちの反映かも知れません。
多くの人に取って、「疑わしきは罰せず」よりも
「疑わしきは捕まえといて」の方が本音に近いのかも知れません』。
これは周防監督の言葉だけど、
鋭く今の日本の現状を見据えていると思う。
つまり、この映画は痴漢の冤罪事件裁判という
一見、特殊な事件を描いているように見えながら、
実はすこぶる現代的な日本評となっているわけだ」
-----けっこう、骨太というわけだ。
「うん。
くどいようだけど、
この映画

_ Sweet* Days - 2007/01/29 22:54

監督:周防正行 CAST:加瀬亮、役所広司 他

STORY:フリーターの金子徹平(加瀬亮)は、ある日満員電車で痴漢に間違われ拘留されることに・・・・

良かったです!
周防監督が徹底的にリアリズムにこだわったというだけあっての生々しさ、
そして2時間を超える上映時間もアッという間に感じる展開は、
少しの退屈も感じず、夢中になって見入ってしまいました。

裁判所には「裁判官」という何だか分からないけどとても偉い人が居て、
検察官と弁護士は、とにかく被疑者を有罪にするか無罪にするか、
裁判官の心象を悪くするか、良くするかの駆け引きをくり返す。
そしてその偉い人達の上...

_ ☆★けせらせら映画ブログ☆★ - 2007/01/29 23:00

「それでもボクはやってない」を鑑賞。

_ ネタバレ映画館 - 2007/01/29 23:07

主文、評価は満点とす。日本の裁判制度の矛盾点と冤罪事件で被疑者とされた者と弁護士による国家権力に抗う姿、それによって正しき主張をも蔑ろにしてしまう社会の醜さをも描いた本作は大いに評価できるものである。

_ そーれりぽーと - 2007/01/30 00:06

久々の周防正行監督作品は加瀬亮主演。
と、発表された時から興味津々だった『それでもボクはやってない』を早速観てきました。
★★★★

さすが加瀬亮、ヒト癖有るフツーな人を演じさせたらこんなにはまる俳優は居ない。
周りを固める俳優達も、みんなどこか癖の有る俳優ばかりで楽しかった。

日弁連から強力な支持を得ているだけ有って、一般にはほとんど知られていない裁判制度の問題点がわかり易く、しかしショッキングに描かれている。
そう言えば、アメリカの陪審員制度を描いた映画はたくさん観たことが有るけれど、こんなにしっかりと日本の裁判制度を描いた映画って無かったかもしれない。

本当に犯罪を犯したのか、実は冤罪なのか。
人が人を裁くという事はこんなにも難しいのか。

検事と警察に加え最高権力者の裁判官についてまでも、一方的に悪い印象を与えるように描いているところが気になったけれど、「こういう事も有る」と思うとゾッとする。
マスコミが伝える犯罪についても、全てが真実なのでは無いのかも知れないんですね。

日本で裁判員制度が導入されたら、この裁判官の重荷が私達国民に課せられるんよね…。

満員電車では、荷物を持たない方の手を必ず胸の上に見えるように挙げて、これ見よがしにケータイでもいじってアピールしましょうw

もっと感じた事はたくさん有るのに、なんて安っぽいレビュー…。



Shall we ダンス?角川エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る

_ 我想一個人映画美的女人blog - 2007/01/30 00:26

最近、電車に乗って何か後ろに手がある!って思って振り返るとそれは女性。
男性はすごく気を遣って、なるべく女性の体に密着しないようにしてるんだな。
ってこの頃感じてた。
車中でも、「痴漢行為があった場合は、、、、」などのアナウンスも流れるし
そういう痴漢行為の卑劣さはちゃんと認識してて、痴漢に間違われたくない
という男性の意志の現れ?も感じるような。。。

「シコふんじゃった」「Shall we ダンス?」など、
人間味溢れた、一生懸命な人間が頑張る姿をコメディとして楽しむ作品が多い
周防正行監督の11年振りの新作
今回のテーマは裁判。
テーマは、有罪か?無罪か?を問うのではなく、

現在のニホンの裁判の実情、裁判官を裁くドラマ。
これがニホンの裁判だ!
とどかんとつきつける。

殺人事件をテーマにしたのではなく、
割と身近に日々起こりうる、痴漢犯罪という亊の着目したのは
"痴漢冤罪事件には日本の刑事裁判の問題点がはっきりあらわれる"
という点に、周防監督が自らの取材を通して気付いたから。


日本では、刑事事件で起訴された場合99.9%が有罪!!

被告人を無罪にするには、裁判官にかなりの勇気がいるし能力もいる。

無罪を勝ち取るのは大変なこと。

仮に本当に"やってなかった"としても示談という手がある。
やったと認め、お金を払って釈放してもらえば拘留されずに帰してもらえる、、、、。


{/book/}大事な就職の面接試験に向かう途中、乗車率250%という寿司詰め状態の満員電車の中で
痴漢に間違えられ現行犯逮捕されてしまった。



警察署では取り調べで、いくら無実を訴えても聞いてもらえず、
担当刑事に自白を迫られ、拒否したら留置場に拘留された!

裁判は長引くというが、やってもいないことを認めるわけにはいかない!


なにをいわれようと、
それでも、ボクはやってないんだから。


やってもいないことを認めるなんて亊、わたしなら絶対イヤ!!

実際に、無実の罪で何年も刑務所に入れられて人生を棒に振った人もいる。
犯した罪を認めさせ、反省させ2度とおこさないように罰することは勿論大事だけど、
反対に本当に罪を犯していない場合、無実を立証し、認め、開放してやることも重要。
それが一人の裁判官の判決にかかっているとしたら
どんな事件でも安易に考えちゃいけないし、

_ 長江将史〜てれすどん2号 まだ見ぬ未来へ - 2007/01/30 00:42

すごいリアルに作りこまれた映画やとは思うけど、やっぱり邦画バブルの中ではその魅力はだいぶ、、、。

_ 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ - 2007/01/30 01:19

それでも、それでもボクはやっていない。控訴します!!刑事事件で起訴されたら有罪率99.9%、冤罪事件にかぎっても97%が有罪になるという実態・・



仕事もせずブラブラしていた金子徹平(加瀬亮)、ようやく面接にこぎつけて会社に向かうが途中で履歴書を忘れたこと

_ 映像と音は言葉にできないけれど - 2007/01/30 08:08

タイトルに「僕」では無く、「ボク」としたところが引き気味の主人公のイメージに当て嵌まります。 海外では『悪魔探偵』のリメイクが話題になっている中、『Shall We...』の周防作品と『硫黄島...』の加瀬亮が出るとなれば話題になっていそうなのですが、日本の恥ずかしい..

_ 悠雅的生活 - 2007/01/30 09:01

これが、日本の、裁判。

_ Akira's VOICE - 2007/01/30 10:57

シンプルな作りなのに,素晴らしく奥深い見応え。

_ 水曜日のシネマ日記 - 2007/01/30 11:00

電車で痴漢に間違えられた青年の物語です。

_ C note - 2007/01/30 11:35

隣りに座っていた年配のご夫婦。劇場が明るくなってすぐ、ご主人の方が奥様に「恐ろ

_ 安室奈美恵 画像 動画 ニュース - 2007/01/30 11:56

安室奈美恵ファン 画像 動画 ブログ

_ ☆★☆風景写真blog☆★☆healing Photo! - 2007/01/30 13:24




『それでもボクはやってない』鑑賞レビュー!




11年ぶりの新作、遂に始動!!
周防監督が選んだ題材は

“裁判”

十人の真犯人を逃すとも、
一人の無辜(むこ)を罰するなかれ

★review★

公開日に観て来ました〜!
予想通りと言うか予想に反してと言うか?!
(どっちなんだ?!^^)
重い作品ですた(*´∇`*)
実話を元にした社会派作品だけに
ただならぬ緊張感が劇場内を包みます(≧_≦)
全体の7割位が裁判所内でのシーンで
鑑賞者全てが傍聴席に居る!かのような?
錯覚に陥ります
『起立ッ!』の号令に反応してしまいそ...

_ 映画通の部屋 - 2007/01/30 19:36

「それでもボクはやってない」製作:2006年、日本 143分 監督、脚本:周防正

_ ginpeichanの映画日記。 - 2007/01/31 06:41

昨夜観てきました、周防正行監督の最新作『それでもボクはやってない』。
痴漢冤罪裁判をテーマにした作品です。

うーん...重かった。もちろん面白かったんだけど、重かったなあ...
なんというか、男にとっては辛い。辛すぎる話だ。
彼が電車でとった行動は、確かに誤解を招く行動だったかもしれない。
周囲の乗客にとって迷惑な行為だったかもしれない。
でも、その行為によって、彼は望むべくもなく、人生を確実に狂わせることになった。

日本の裁判制度や、司法の置かれている現実、事件に関わる複雑な人間関係などを、
監督が徹底してリサーチした実際のエピソードやデータを交えて語るそのスタ...

_ オールマイティにコメンテート - 2007/01/31 07:00

「それでもボクはやってない」は痴漢と間違えられたフリーターの青年が無罪を訴えて裁判と闘うストーリーである。周防正行監督11年ぶりの作品として現在の裁判の現実と問題点を忠実に描かれた作品として注目だ!

_ ビター☆チョコ - 2007/01/31 15:45


就職の面接試験に向かう朝の満員電車の中で、金子徹平(加瀬亮)は痴漢に間違われて逮捕されてしまう。連れて行かれた警察署では、徹平の言い分も満足に聞かれず、ついに起訴され裁判になってしまう。身の潔白を証明するため、徹平の長い戦いが始まった。普通に生活をしていれば、裁判所など足を踏み入れることなく一生を過ごす人が大多数だと思います。警察署だって余程のことがない限りお世話になることはないはずです。でも、もし何かが自分の身に降りかかったとき、自分にやましいことがない限り警察も裁判所も強い味方になってくれる所だと思っていました。そんなこと思ってた私はとんだ世間知らずでした。冤罪だろうがなんだろうが、逮捕されたらほとんどのことは「有罪」を前提にして進められてしまうんですね。記憶に間違いがなければ中学の時に習った「三権分立」。あれも建前みたいです。裁判所だって国のひとつの歯車なわけで、「無罪」にするということは警察や検察の面子をつぶしてしまうことになるわけですね。それは、やっぱり、あまり好ましくないわけですよね。。。。殺人だとか大きな事件になれば、捜査もかなり慎重に行われるのでしょうが毎日こまごまと起こる事件、当事者にとっては重大なことでも「痴漢」なんて余程強力な目撃者でも出ない限り、無実の証明なんかできないしなにより捜査するつもりも暇もないみたいです。「無実」を叫んで裁判に持ち込んでも、勝てる見込みはほとんどなく何ヶ月も拘留され尋問され、神経がズタズタにされます。たとえ「無実」でも罪を認めてさっさと示談にしてしまえばそれでOK。無実の罪を着せられた人は自分の誇りを捨てて本物の痴漢だけが喜ぶ、そしてまた繰り返す。。そんな図式が出来ているようです。映画は、その逮捕から拘留、取調べ、裁判、判決、と実に丹念に描いています。自分が傍聴席に座っているような気がしました。恐かったです。静かに、恐かったです。そして同時に可笑しさもありました。その可笑しさは、どこからきてるのかと考えたとき、この国の「裁判」のあり方そのものが可笑しいのだと気がつきました。帰ってきてから新聞を開いたら「平成21年度から裁判員制度が始まりますよ」というお知らせが大々的に載っていました。法の番人であるはずの裁判官ですら人を裁くというのは難しいことです。もし、自分が突然に人を裁く立場になったらどうしたらいいのでしょう。

_ カリスマ映画論 - 2007/02/01 02:00



【映画的カリスマ指数】★★★★☆

 無罪と無実はどう違う?

 

_ 唐揚げ大好き! - 2007/02/01 07:26

 
『それでもボクはやっていない』
 
本当に無実でも、
無罪になるとは限らない…
ってホント?
 
久々に心を動かされる映画を観ました。
この映画を観終わった後、誰かと語りたい衝動に駆られます。
「これは、一体如何いうことなのよ」と、「俺にも何か言わ

_ やまたくの音吐朗々Diary - 2007/02/01 08:45

公開中の映画「それでもボクはやってない」の試写。監督・脚本:周防正行 出演:加瀬亮、瀬戸朝香、山本耕史、もたいまさこ、役所広司ほか周防監督ならではのエンターテインメント作品を期待した方は、さぞかしアテが外れることだろう。そして、アテが外れたこと以上に、多くのタ

_ あきすとぜねこ - 2007/02/01 20:06

 
?
製作:2007
監督:周防正行
出演:加瀬亮、役所広司、瀬戸朝香、大森南朋、山本耕史、本田博太郎、
   もたいまさこ、小日向文世、尾美としのり

ストーリー>
フリーターの徹平(加瀬亮)は、通勤ラッシュの電車で痴漢と間違えられてしまう。
無実である

_ メルブロ - 2007/02/03 12:28

それでもボクはやっていない
上映時間 2時間23分
監督 周防正行
出演 加瀬亮 瀬戸朝香 山本耕史 もたいまさこ 役所広司
評価 7点(10点満点)
会場 東商ホール(試写会)

簡単(テキトー)あらすじ
電車の中で痴漢に間違えられ、それからなんだかんだでラ....

_ よしなしごと - 2007/02/03 18:24

 会社の友人(ブロガーではない)にかなり勧められ、それでもボクはやってないを見てきました。

_ CINEMANIAX! - 2007/02/06 19:41


【ユナイテッド・シネマとしまえん】
フリーターの金子徹平(加瀬亮)は、会社の面接に向かうため通勤ラッシュの電車に乗っていた。そして、乗換えの駅でホームに降り立った彼は女子中学生から痴漢行為を問いただされる。そのまま駅員によって駅事務所へ連れて行かれた徹平は、やがて警察へと引き渡される。警察署、そして検察庁での取り調べでも徹平は一貫して“何もやっていない”と訴え続けるが、そんな主張をまともに聞いてくれる者はいなかった。そして、徹平は具体的な証拠もないまま、ついに起訴され、法廷で全面的に争うことに...

_ Wilderlandwandar - 2007/02/09 17:26

ええと、当初見るつもりでは無かったこの映画、ところがネット上のあらゆるところで絶

_ とにかく、映画好きなもので。 - 2007/02/12 11:13








 テーマは日本の裁判。

 今まで、裁判というものを傍聴した事の無い、私のようなサラリーマンにとって裁判というのはあまり身近で無く、蚊帳の外のような気もする。大学時代に刑法はかじった程度。判例や六法を引っ張り出して勉強した覚えもあるが、今じ....

_ Thanksgiving Day - 2007/02/13 01:44

映画「それでもボクはやってない」を観てきました!!

痴漢冤罪事件を題材にした周防正行監督の映画で、かなり話題になってるし、電車に乗ることも多くずっと気になってたので、観たいと思ってたんですよ。

こんな内容の映画です。
↓↓↓
『大事な就職の面接を控えた....

_ ☆★☆風景写真blog☆★☆healing Photo! - 2007/02/13 05:41




『それでもボクはやってない』鑑賞レビュー!




11年ぶりの新作、遂に始動!!
周防監督が選んだ題材は

“裁判”

十人の真犯人を逃すとも、
一人の無辜(むこ)を罰するなかれ

★review★

公開日に観て来ました〜!
予想通りと言うか予想に反してと言うか?!
(どっちなんだ?!^^)
重い作品ですた(*´∇`*)
実話を元にした社会派作品だけに
ただならぬ緊張感が劇場内を包みます(≧_≦)
全体の7割位が裁判所内でのシーンで
鑑賞者全てが傍聴席に居る!かのような?
錯覚に陥ります
『起立ッ!』の号令に反応してしまいそ...

_ オレメデア - 2007/02/16 15:12

朝の通勤ラッシュで混雑する電車の中
フリーターの金子徹平(加瀬亮)も,就職の面接に向かう途中,その電車に乗っていた.
自分が物語の主人公になることを,まだ知らない….

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_ THANK YOU MY GIRL - 2007/02/27 15:54

日本の刑事裁判制度の問題点を取り扱った“社会派”ムービー。 満員電車で痴漢と間違われ、警察に拘留、裁判に起訴、 という無実の罪を問われる話なのだけれど、 私は実は加瀬亮目当てで行ったので、配役に彼が無かったら わざわざ観に行く事はなかった映画だと思う。 まぁ

_ シネクリシェ - 2007/03/26 06:01

 映画史に残る大傑作『Shall We ダンス?』後、さっぱり映画を作らなくなった周防正行ということで大きな期待の反面、これだけ映画から遠ざ

_ ふかや・インディーズ・フィルム・フェスティバル - 2007/06/16 14:34


『それでもボクはやってない』を観た。
なんて硬派で、骨太な映画。
11年振りの周防正行監督作品は、新たな“王道”を開拓した。
 
26歳フリーターの金子徹平は、ある朝、就職面接のために乗車率250%の電車に乗り込んだ。
下車駅で女子高生にそでをつかまれ痴漢...

_ 映画、言いたい放題! - 2007/09/11 21:06

「Shall We ダンス?」の周防正行監督が、
11年ぶりに作った映画。
「Shall We ダンス?」はかなり好きな映画なので
本当は映画館で観たかったのですが
DVDで鑑賞となりました。(T^T)


フリーターの金子徹平は
大事な就職の面接を控えた日の朝、
満員電車から駅のホー

_ Addict allcinema おすすめ映画レビュー - 2009/10/23 15:46

これが、裁判。