2007年1月期のドラマ2007/01/02 21:09

さぁ今年もドラマを見よう。
年明けの1月期はどんなドラマがあるんだろう。

月曜日
  東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(フジ・9時・1/8~)
   原作:リリー・フランキー(扶桑社刊)
   脚本:大島 里美
   演出:久保田 哲史
   プロデュース:中島 利幸
   出演:速水 もこみち香椎 由宇平岡 祐太石黒 賢 ほか
   主題歌:コブクロ 「蕾(つぼみ)」

火曜日
  今週、妻が浮気します(フジ・9時・1/16~)
   脚本:吉田 智子
   演出:村上 正典、佐藤 祐市
   プロデュース:小椋 久雄
   出演:ユースケ・サンタマリア石田 ゆり子ともさかりえ沢村 一樹 ほか
   主題歌:クレイジーケンバンド 「てんやわんやですよ」

   ヒミツの花園(フジ・10時・1/9~)
   脚本:永田 優子
   演出:小松 隆志
   プロデュース:吉條 英季、遠田 孝一、伊藤 達哉 ほか
   出演:釈 由美子真矢 みき寺島 進堺 雅人 ほか
   主題歌:安室 奈美恵 「Baby Don't Cry」

水曜日
   ハケンの品格(日テレ・10時・1/10~)
   脚本:中園 ミホ
   演出:南雲 聖一
   プロデュース:櫨山 裕子、内山 雅博
   出演:篠原 涼子加藤 あい小泉 孝太郎大泉 洋 ほか
   主題歌:中島 美嘉 「見えない星」

木曜日
   拝啓、父上様(フジ・10時・1/11~)
   脚本:倉本 聰
   演出:宮本 理江子、西浦 正記
   プロデュース:若松 央樹、浅野 澄美
   出演:二宮 和也、高島 礼子、横山 裕、黒木 メイサ福田 沙紀 ほか
   主題歌:

   きらきら研修医(TBS・10時・1/11~)
   原作:織田 うさこ「きらきら研修医」(アメーバブックス)
   脚本:荒井 修子、徳永 友一
   演出:今井 夏木、森永 恭朗、高成 麻畝子
   プロデュース:川西 琢、橘 康仁
   出演:小西 真奈美ウエンツ瑛士りょう生瀬 勝久 ほか
   主題歌:大塚 愛 「CHU-LIPS」

金曜日
   花より男子2 リターンズ(TBS・10時・1/5~)
   原作:神尾 葉子 「花より男子」(集英社マーガレットコミックス)
   脚本:サタケミキオ
   演出:石井 康晴、坪井 敏雄、武藤 淳
   プロデュース:瀬戸口 克陽、三城 真一
   出演:井上 真央、松本 潤、小栗 旬松田 翔太 ほか
   主題歌:嵐 「Love so sweet」

土曜日
   演歌の女王(日テレ・9時・1/13~)
   脚本:遊川 和彦
   演出:大塚 恭司、岩本 仁志、木内 健人
   プロデュース:大平 太、太田 雅晴
   出演:天海 祐希、原田 泰造、酒井 若菜 ほか
   主題歌:平井 堅 「君の好きなとこ」

日曜日
   華麗なる一族 (TBS・9時・1/14~)
   原作:山崎 豊子 「華麗なる一族」
   脚本:橋本 裕志
   演出:福澤 克雄、山室 大輔
   プロデュース:福澤 克雄、石丸 彰彦
   出演:木村 拓哉、鈴木 京香、長谷川 京子山本 耕史 ほか
   主題歌:

そうだな~山崎豊子作品ということもあって、「華麗なる一族」が一番見てみたいかな。「演歌の女王」って...気になるけど、その分期待も大きい。倉本聰の「拝啓、父上様」もまずは見てみたい。

キャストでいくと、篠原涼子の「ハケンの品格」とユースケの「今週、妻が浮気します」かな。

今年もいいドラマに出会えるといいですね。

星野道夫2006/12/10 21:44

星野道夫
今日放送のNHK映像ファイル あの人に会いたいで紹介のあった写真家星野 道夫

僕は初めてこの人の事を知ったんだけれども、すごく共感できる部分があった。残念ながら、星野さんは1996年にその生涯を43歳という若さで閉じている。

すごいな~と思ったのは、本で見たアラスカのとある村の厳しい環境で、そこに生きている人とその生活に興味を持ったところ。そこに生きる人に目がいくというのが感動。
そして、その村の村長に手紙を出し、実際に行ってしまうというところ。想いを持ち、それを実行する力、情熱というものは何物にも変えがたい力を与えてくれる。

篠山紀信のインタビューの中で”緊張感の中で見えてくるものがる”という内容の言葉があった。そしてニューヨークという大都市でも、アラスカの田舎町でも、同質の緊張感というものがあり、それが生きている実感のようなものを生み出すのだと。

人は力を得る事で、自分のフィルターが強くなりすぎるのかもしれない。貧しさだけが何かを生み出すとはいわないが、モノ・情報に溺れ過ぎるとそこで人は考える力を失ってしまうのではないかと危惧する。文明が文化を滅ぼすという感覚か。

心もそうかもしれない。痛みを知る人は心の温かさを持つ。

僕はいつも忘れてしまうことがある。本質というものはそこに見えるものに隠されてしまう。写真もそう、芸術作品も、教育も、医療も、ビジネスもそこには人が関わり、そこに関わる人が伝えたいことの手段・表現方法としていろいろな形で具現化されている。
その伝えたい想いを情熱をもって表し続ける。その結果がいつの日か他の人の中で根をはり、花開くことになるのだろう。根がしっかりとはらない花は咲いてもすぐに枯れてしまう。
想いを持ち、伝わるように努力する。僕は人の心にある暖かいものを信じ、それをみんなの心の中に蒔いて育てていけるように、僕の出来る事をやっていこうと改めて思うのであった。

<参考> 風の旅人 編集便り テレビが殺ぎ落とす大事なもの

僕の歩く道2006/10/10 23:55

「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」に続く、三部作・最終章の「僕の歩く道」が、今日から始まった。

草なぎ剛演じる、31歳の自閉症の青年・大竹輝明は、職場に馴染まず?というか受け入れられないのだろうか...そのため長く勤めることができない。そこに幼馴染の香里奈演じる都古ちゃんの紹介で、動物園の飼育係りの仕事を始めるというのが第一話。

僕の印象だけど、今回は、自閉症という病気を視聴者に伝えて、ドラマに対する理解を得ようという部分が強かったように感じる。

兄・秀治(佐々木蔵之助)と兄嫁・真樹(森口瑤子)と輝明との対比、兄夫婦の子供幸太郎(須賀健太)、妹・りな(本仮屋ユイカ)、ベテラン飼育係り・古賀年雄(小日向文世)あたりとの絡み方がどうなるのかが楽しみな所かな。

都古と輝明との関係はどうなるんだろう?都古と獣医・河原雅也(葛山信吾)との不倫関係ってのも、輝明という主人公の純真さとの対比として使われているのかな。そういう意味では、動物園という働く環境は、動物=純真無垢という事を連想させて、馴染むのかもしれない。

2回目以降の展開、多分展開自体はゆっくりしてると思うか、3回目、4回目とじっくり見ていくとそこにテーマが見えてくるような気がする。

2006年10月期のドラマ2006/10/06 00:08

最近ドラマをあんまり見ていなかった...
今クールは見てみたいなと思うドラマが結構ある。「役者魂!」「14才の母」「たったひとつの恋」かな。

月曜日
  のだめカンタービレ(フジ・9時・10/16~)
   原作:二ノ 宮知子「のだめカンタービレ」(講談社)
   脚本:衛藤 凛
   演出:武内 英樹
   プロデュース:若松 央樹、清水 一幸
   出演:上野 樹里玉木 宏、瑛 太、水川 あさみ ほか
   主題歌:

火曜日
  役者魂!(フジ・9時・10/17~)
   脚本:君塚 良一
   演出:若松 節朗、木下 高男、村谷 嘉則
   プロデュース:船津 浩一
   出演:松 たか子森山 未來加藤 ローサ、藤田 まこと ほか
   主題歌:松 たか子「みんなひとり」(BMG JAPAN)

  僕の歩く道(フジ・10時・10/17~)
   脚本:橋部 敦子
   演出:星 護、河野 圭太、三宅 喜重
   プロデュース:重松 圭一、岩田 祐二
   出演:草なぎ 剛、香里奈佐々木 蔵之介 ほか
   主題歌:SMAP「ありがとう」

水曜日
  14才の母~愛するために生まれてきた~(日テレ・10時・10/11~)
   脚本:井上 由美子
   演出:佐藤 東弥、佐久間 紀佳
   プロデュース:村瀬 健、浅井 千瑞
   出演:志田 未来田中 美佐子谷村 美月 ほか
   主題歌:Mr.Children「しるし」(TOY'S FACTORY)

木曜日
  だめんず・うぉ~か~ Damens Walker(テレ朝・9時・10/12~)
   原作:倉田 真由美「だめんず・うぉ~か~」
   脚本:田辺 満、吉田 玲子 ほか
   演出:片山 修、小松 隆志 ほか
   プロデュース:五十嵐 文郎、川島 保男、横地 郁英
   出演:藤原 紀香山田 優、宮迫 博之 ほか
   主題歌:倖田 來未「夢のうた」(rhythm zone)

  Dr.コトー診療所 2006(フジ・10時・10/12~)
   原作:山田 貴敏「Dr.コトー診療所」
   脚本:吉田 紀子
   演出:中江 功、平井 秀樹、高木 健太郎
   プロデュース:中江 功、増本 淳、塚田 洋子
   出演:吉岡 秀隆柴咲 コウ時任 三郎 ほか
   主題歌:中島 みゆき「銀の龍の背に乗って」(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)

  嫌われ松子の一生 (TBS・10時・10/12~)
   原作:山田 宗樹「嫌われ松子の一生」(幻冬舎文庫)
   脚本:成瀬 活雄
   演出:酒井 聖博、堀 英樹、山本 剛義
   プロデュース:貴島 誠一郎
   出演:内山 理名要 潤小池 栄子 ほか
   主題歌:BACCHUS feat. La Gauno「In The Mood」

金曜日
  セーラー服と機関銃(TBS・10時・10/13~)
   原作:赤川 次郎「セーラー服と機関銃」(角川書店)
   脚本:いずみ 吉紘
   演出:平川 雄一朗、加藤 新
   プロデュース:石丸 彰彦
   出演:長澤 まさみ堤 真一小泉 今日子 ほか
   主題歌:星 泉「セーラー服と機関銃」

土曜日
  たったひとつの恋(日テレ・9時・10/14~)
   脚本:北川 悦吏子
   演出:岩本 仁志
   プロデュース:西 憲彦
   出演:亀梨 和也、綾瀬 はるか、田中 聖 ほか
   主題歌:KAT-TUN

日曜日
  鉄板少女アカネ!! (TBS・9時・10/15~)
   原作:青木 健生「鉄板少女アカネ!!」(少年画報社刊)
   脚本:松田 知子、小川 みづき ほか
   演出:倉貫 健二郎、竹村 謙太郎、森嶋 正也
   プロデュース:橋本 孝、倉貫 健二郎、齋藤 頼照(TSP)
   出演:堀北 真希塚本 高史片瀬 那奈 ほか
   主題歌:ORANGE RANGE「SAYONARA」

爆笑問題×東大 ~東大の教養 決定版~2006/07/09 22:08

7月8日(土)にNHKのETV特集で放送された番組

5月に放送された番組の再放送&拡張版ということらしい。なんとなくチャンネルを回して、「あ、爆笑問題だ!」(番組のなかでも言われていたように)と見つけて、そのまま見入ってしまった。

「教養」って僕は人が生きていく力みたいなものだと思う。

人によって学ぶ対象は異なるだろうけど、その人が必要とするもの、知りたいものを学ぶ。これをある特定の切り口から追及していくと学問になる。その結果としての表現方法が、「科学」であったり「芸術」であったりするんだと思う。

その入り口まで、何かに疑問を持ち、考えるという行動を起こす。そこまでの原動力を培うものが教養力というんじゃないかな。

今だから必要とされているのではなく、いつも必要なもの。

ただ思うのは、僕らは与えられる事に慣れすぎてきている気がする。そこに当たり前のようにあるものを受け入れてしまいがちだ。でも、そこに「何故?」という疑問を持つことで世界の見方は変わると思う。

物質社会の弊害と考えられるかもしれない。でも、僕は今この時代だからこそみんながそういったものに気づく機会が与えられるようになったのかもしれないと思う。だからこそそのチャンスを生かすことをしなければならないと思う。

それが今を生きる人にとって与えられた生きる糧なのかなと感じる。

「教養」という言葉にとらわれ過ぎず、何か知りたいと思う気持ちを持つ、その心を持てる環境作りが必要なんだと思う。そんな意味でこの番組は少なくとも僕にはその環境を与えてくれたし、成功だと思う。「教養」(という僕はごく一般的なもの)を「東大」という学問の最高峰と対比させることがまた興味を沸き立たせるしね。まぁ、でも面白い番組でした。途中から見たので、再放送があるといいな。

世界がもし100人の村だったら42006/06/04 12:11

2006年6月3日(土)21:00~22:54に放送された、土曜プレミアム「世界がもし100人の村だったら4」(フジテレビ)。

僕は今までの放送はみていなかったけど、すごく考えさせるいいドキュメンタリー番組だと思った。

自分が当たり前と思ってることが出来ない、知らない、そんな状況に生きる子どもがいる。多分そんな状況すらしらない人が世界にはたくさん居るんですよね。知ってても何もしない、出来ない。見てみないふりをしている人も。多分自分もその一人...

僕は、人の本当の豊かさは、あの画面越しの子供達の方に感じました。お金や物、そんなものでは得られない心の豊かさを持っているから、今心の豊かでない僕に感動を与えてくれるんですよね。

多分日本も昔はあんな感じだったんじゃないかなと想像する。けど、貧富の差をなくそうとし、平等な社会を目指した結果の現代。多分、貧富の差はなくなってないし、でも、僕があの子どもたちに感じたような心の豊かさも現代には少なくなっている気がする。

多分お金の援助は必要なんだろうけど、国が国に援助しても本当に何に有効に使われるのか...僕は違う気がする。政治に携わる人やお金をまず手に入れる人は、お金を持っている人。その人は、例えば学校を綺麗にしようとかするんじゃないかな。

でも、それって本当に援助を必要としてる人に向けられた援助になっているのかな?学校に行く時間がないほど仕事をしなければならない子供には全く関係のない事で...

やっぱり問題の根本的な解決ではない。経済状況が良くなればとはいうものの、経済が良くなってもまず一番に恩恵を受けるのは、ある程度以上の富裕層では?(世界中どこであってもそうだと思うけど。)

国際援助を否定するわけではなく、これだけではきっとあの子供たちの望む環境が作られていかない気がする。と言って僕になにかすぐ解決策が思いつく訳ではないけど。ひとりひとりが考えて行くことが大事なんだろうね。

フジテレビHPより
番組では、今まで同様、厳しい環境の中で、それでもけなげに生きる何人かの子どもの現実をドキュメントします。

自分の親を選べないように、生まれた国、生きるための国を選べない子どもたち。
その国の生い立ち、文化、風土の違い、家族のあり方により、子どもたちの置かれている過酷な状況は異なります。
そんな背景…今まで日本人が知らなかった強烈な現実。
夢、希望、未来への願いを旅人たちが現地を訪れ、リポートします。

また、子どもたちの置かれた環境を、より身近に視聴者の方に感じていただくために、前回、前々回同様、話題のベストセラー『世界がもし100人の村だったら』(マガジンハウス刊)の一節を随所で有効的に引用したいと考えます。