箒星2006/07/05 19:29

箒星
7月5日にリリースされたMr.Childrenのニューシングル「箒星」。

約1年振りのシングルで、すごくポップな曲調でいいな~と思っていた。トヨタのCMで使われてるし。(僕はレオナルド・ディカプリオがケープペンギンと出てるバージョンが好き。)

初回限定盤は、スペシャルDVDが付いてて、ドラマ仕立てのPVが見られる。これも、映像も面白く、カッコいいし、その伝えたい世界も映し出してくれててすごくいい。元気の出る一曲です。

寝れない日が続いて 掠れた僕の声が
はしゃいでる君の気持ちを曇らせた
別にそれほど疲れてやしない
なるたけ優しい言葉 慌てて捜してみる

君は知ってるんだろう 僕の大風呂敷を
今そいつで未来を盗むから さあ手伝って

古い遊園地の観覧車から 見慣れた街見下ろし
ほら今日までの僕等に 小さくエールでも送ろうか
目を瞑っても消えない光 君の心に見付けた
すっと優しく淡く弧を描いて 頬を撫でてく箒星

教えない 知り過ぎているから教えない
口に出すと悲しみは 次の悲しみを生むだろう
知りたい それでもまだまだ知りたい
積まれた理屈を越えて その退屈を越えて

最近ストレッチを怠ってるからかなぁ?
上手く開けないんだ 心がぎこちなくて

でもね僕等は未来の担い手 人の形した光
暗闇と戯れ合っては眩しく煌めく箒星
心配事ばっかり見付けないで 慌てないで探してこう
いつか必ず叶うって決め込んで 路頭に迷った祈り

目を瞑っても消えない光 夜空に託した祈り
今日も何処かで光ってる 誰の目にも触れない場所で
悪い所ばかり見付けないで 僕等一緒に探そう
ずっと優しく淡く弧を描いて 夜を撫でてく箒星
光り続ける箒星

作詞:KAZUTOSHI SAKURAI
作曲:KAZUTOSHI SAKURAI

爆笑問題×東大 ~東大の教養 決定版~2006/07/09 22:08

7月8日(土)にNHKのETV特集で放送された番組

5月に放送された番組の再放送&拡張版ということらしい。なんとなくチャンネルを回して、「あ、爆笑問題だ!」(番組のなかでも言われていたように)と見つけて、そのまま見入ってしまった。

「教養」って僕は人が生きていく力みたいなものだと思う。

人によって学ぶ対象は異なるだろうけど、その人が必要とするもの、知りたいものを学ぶ。これをある特定の切り口から追及していくと学問になる。その結果としての表現方法が、「科学」であったり「芸術」であったりするんだと思う。

その入り口まで、何かに疑問を持ち、考えるという行動を起こす。そこまでの原動力を培うものが教養力というんじゃないかな。

今だから必要とされているのではなく、いつも必要なもの。

ただ思うのは、僕らは与えられる事に慣れすぎてきている気がする。そこに当たり前のようにあるものを受け入れてしまいがちだ。でも、そこに「何故?」という疑問を持つことで世界の見方は変わると思う。

物質社会の弊害と考えられるかもしれない。でも、僕は今この時代だからこそみんながそういったものに気づく機会が与えられるようになったのかもしれないと思う。だからこそそのチャンスを生かすことをしなければならないと思う。

それが今を生きる人にとって与えられた生きる糧なのかなと感じる。

「教養」という言葉にとらわれ過ぎず、何か知りたいと思う気持ちを持つ、その心を持てる環境作りが必要なんだと思う。そんな意味でこの番組は少なくとも僕にはその環境を与えてくれたし、成功だと思う。「教養」(という僕はごく一般的なもの)を「東大」という学問の最高峰と対比させることがまた興味を沸き立たせるしね。まぁ、でも面白い番組でした。途中から見たので、再放送があるといいな。

お好み焼 きじ2006/07/12 22:10

お好み焼 きじ
丸の内TOKIAにあるお好み焼き屋さん きじ

何を食べようかとふらついていると唯一行列のお店が。最初の店構えから、和食かな~?とか、中が見えないから入り難いな~とかいろいろと迷っていた。でも、お好み焼き屋さんという事で気になり入ってしまった。

お店の中は、鉄板前のカウンター席が10席くらいかな。あとはテーブル席。メニューは、お好み焼き。潔い。(焼そばとかうどんはあるけどね。)

お店の人がふんわりと焼いてきてくれる。出汁が効いてて、あっさりと頂ける。豚玉はさらに大葉の風味が漂い、夏にはいいね~。

パッと見入りにくそうだけど、お店の人もてきぱきしてるし、心地よいお店でした。もちろん、お好み焼きも美味しいしね。一人2枚くらい食べれますよ。あと、並んでるように見えても意外と回転速いです。

行ってみたいお好み焼き屋はまだまだある。誰かいいお店知ってたら教えて下さいね。

いか焼き道場 マハカラ
広島お好み焼き ぶち旨屋
広島風お好み焼き おたふく
広島のお好み焼 鉄板焼 HIROKI

楽和 きら天2006/07/14 23:07

楽和 きら天
楽和 きら天

神田駅から徒歩2分くらいのところにある、居酒屋。僕は2階席へ。結構お店は広いのだろう。1階は結構騒がしかったけど、2階はカウンターはバーのようになっててなんか落ち着いて美味しいもの食べれて、お酒が飲めるお店の雰囲気が漂う。

金目鯛は(旬は冬場なんだけど)脂がのってて美味しかった。
谷中しょうがや目光のから揚げなど面白いものが食べれて嬉しい。

焼酎や日本酒も揃っていて、僕は佐藤のあらあらざけを飲んだ。やっぱり原酒はギンギンに冷やしてストレートで飲むのが最高だ。芋の香りがしっかりとあり、のどを通る原酒の強さとそのあとのほのかな甘さが素晴らしい一杯だった~

お店の人の対応もよく、いいお店でした。

ピクサー展2006/07/15 15:42

ピクサー展
Pixar:20 Years of Animation

実は、僕はピクサーアニメは一つも見たことない...
それでも、何故見に行こうと思ったか。それは最近映画前に流れる予告編で「カーズ」を何度も見てて、つい映画の帰りに見てみたくなったという動機。

でも、すごかった!
入ってすぐの所に書かれてたんだけど、僕もCGアニメというのは出来上がったものしか知らないから、いきなりパソコンの画面に向かって作り始めるものかと思っていた。

でも、CGというのは一つの表現方法であって、テーマを伝えるためのストーリーが存在し、そこに独自の世界観とキャラクターを作り上げていく。
現実の世界では、世界観は限定される方が多い。けどアニメーションは制約が少ない。アイデアを創り出す人が自由に描ける。それが、アニメーションの強み。
その途中には、生まれても映画の世界には現れないものもたくさんある。その段階を見れるこの展覧会は貴重だな―と思った。

僕は、Mr.インクレディブルの切り絵の展示が好き。なんか薄っぺらい紙に暖かさを感じる。もとはただの紙なのにね。

で、みんな感動すると思うんだけど、「立体ゾーエトロープ」。僕は一人で見てたんだけど、子供のようにしばらく見入ってしまった。言葉では説明できないんだけど、あ~こうなるんだろうな!と思ってた動きと全然違う、想像してない動きが見えるから超・感動でした。

子供のころ教科書の隅に描いたパラパラ漫画を思い出した。遊び心がきっと新しいものを生み出す原動力になっているのかもしれない。

人の心を動かすことのできるものっていいよね。

【展示内容】(公式HPより)
初公開作品の数々に心躍る ピクサーの類まれな芸術性と創造性に光をあてる本展では、映画のストーリーやキャラクター、世界観などを確立するために製作されたコンセプト・アート、スケッチ、ストーリーボード、カラースクリプト、マケットなど数多くの作品を初公開。
世界に1点しかない本展のコレクションから、お馴染みのキャラクターや世界のコンセプトが、最終的に映画作品として完成されていく過程をお楽しみいただけます。
(展示作品数 約270点)

開催時期: 2006年07月01日(土) ~08月27日(日) ※会期中無休
開館時間: 10:00 ~20:00(最終入館19:30)
会 場: 森アーツセンターギャラリー(森タワー52F)
料 金: 一般\1,500、高大生\1,100、4才~中学生\700

日本沈没2006/07/16 23:55

日本沈没
日本地没

迫力のある音、CG映像、映画館で見て損のない映画だった。
そして、日本という国を感じさせてくれるた。僕の受けた印象は、日本は「静」。京都や富士山、動きの少ない情景にこそ日本の歴史とか文化というものが映し出されて、それが対照的な「動」地震・噴火で壊されていく無常観みたいなものがよりいっそう日本という国を感じさせてくれる。

国民性に関してもそうなのかもしれない。表面的にはあまり現れないけど、日本人の心の奥底には熱いマグマがあるのかな(笑)

もう一つ僕の思ったことは、人は誰かの事を想い、その人のために生きる、生きていると感じることが生きる目的(?)なのかなと。たった一人の人でもいい、その人のために自分の命を投げ出してでも作りたい世界がある。その想いはすごく美しいなって。

「ある特定の一人のため」というとエゴのように映るかもしれない。エゴかもしれない。けど、僕は一人の人間としての生き方だし、それが連鎖してこの世の中の人が繋がってる気がする。だから、たとえ目の前の事ととらわれようとも、僕もそんな生き方をしたいな。

ただ愛するあなたが幸せに生きれる世界を作りたい。

映画的には、小野寺と玲子の心の動きがもう少し表現されてて欲しかった、なんか出会いからの気持ちの変化が唐突だったかな。まぁ、日本沈没という映画だからいいのかもしれない。でも十分、感動しました。

ストーリー(公式HPより)
近い将来、それは明日かもしれない・・・。

潜水艇《わだつみ6500》のパイロット・小野寺俊夫(草彅剛)は、地球科学博士・田所雄介(豊川悦司)の指揮の下、同僚のパイロットの結城(及川光博)と共に深海調査に参加していた。その結果、小野寺は驚愕の事実を知る。―海底プレートの急速な沈降で、日本列島はわずか一年後に沈没する。

日本の危機を訴える田所に、ほかの科学者たちは『聞くに値しない妄言』と一蹴する。しかし、内閣総理大臣・山本尚之(石坂浩二)は、事態を重く受け止め、危機管理担当大臣として鷹森沙織(大地真央)を任命する。鷹森はかつての田所の妻でもあった。山本総理は避難民の受け入れ要請のために旅立った。

時を待たず、北海道を皮切りに九州から内陸へと地殻変動の波が日本列島全土に襲いかかる。非常事態宣言が発令され、退路を求め逃げ惑う人々、非難計画を急ぐ鷹森の努力も空しく犠牲者は増大するばかりであった。

一方、小野寺は災害の中で、ハイパーレスキュー隊員の阿部玲子(柴咲コウ)と共に、家族を失った少女・倉木美咲(福田麻由子)を救出する。阪神大震災で家族を失った玲子は美咲を引き取る。小野寺も、美咲を励ますために玲子のもとに足を運ぶ。災禍の中で出会った三人の間に堅い絆が生まれ、小野寺と玲子は互いに心惹かれていく・・・・。

刻一刻と迫る日本列島の終焉を前に、1億2000万の日本人は、史上最大の国難を前に一体どこえ向かえばいいのか?いま、日本人の存亡をかけた、壮烈な挑戦が幕を開ける---

原作:小松左京
監督:樋口真嗣
脚本:加藤正人
音楽:岩代太郎