燃ゆるとき2006/02/12 22:44

燃ゆるとき
燃ゆるとき THE EXCELLENT COPMANY

この映画人気があるかどうかは分からないけど、なんかいい感じの映画だった。ストーリーとしては読めるんだけど、いやだからこそかな、すんなりその世界に入り込めて、爽快感と感動があった。

観に来てる人は結構年齢が上の人が多かったんじゃないかな。

人を信じること、信じてもらえること。そんな会社って理想的だな~。なかなか人の想いは伝わらないんだけど、やっぱり、目と目を合わせて話し合う事。それが(仕事に限らず)大事なんだよね。
逃げちゃだめなんだと思う。

川森、社長の人間性にすごく惹かれた。僕も失敗を経験することはすごく大事だと思う。そして、二度と同じ失敗を繰り返さないようにすることが、失敗への恩返しかな。
そのためには、責任を人のせいにはしない。そんな事を率直に描いているいい映画だった。

ストーリー(公式HPより)
東京・築地市場で産声をあげた小さな食品会社《東輝水産》は、即席麺を主力商品として、今や日本全国をマーケットにする大企業に成長し、アメリカ大陸にも進出していた。しかし、アメリカでのカップ麺の売り上げは、安価なアジア企業に押され頭打ち、工場の再生が不可欠となっていた。 創業者でもある社長(津川雅彦)と現地法人の社長(鹿賀丈史)の強い信頼を受け、単身渡米した資材担当の営業マン・川森潔(中井貴一)は、言葉の壁に不安を抱きながらも工場再生に着手した。

現地従業員の一時的なレイオフ。大幅なコストカット。旧態に凝り固まった営業担当(長谷川初範)や工場長(伊武雅刀)など古株の社員との対立。アメリカ人の嗜好に合う新たな安くておいしいカップ麺の開発。工場のスピードアップ化や新規オイルの導入…。

川本の奔走や工場スタッフの努力の甲斐あって、新規開発された《レモン&チキン味》のカップ麺の評判は上々で、全米から注文が増えていった。

しかし、工場が軌道に乗り始めた矢先、川森は全幅の信頼を寄せていた女性部下からセクハラの嫌疑をかけられ、また、水面下では会社の買収工作の不穏な動きなど、波乱の連続。日本に残してきた妻(大塚寧々)の悩みや病気にかかった息子の問題も川森に襲いかかる。苦難と逆境の中、どう踏ん張りどう乗り切るのだろうか―― 。


原作:高杉 良
  「ザ エクセレント カンパニー/新・燃ゆるとき」
  「燃ゆるとき」(角川文庫刊)
脚本:鈴木 智
監督:細野 辰興
出演:中井 貴一、鹿賀 丈史、大塚 寧々
主題歌:小田 和正「そして今も」(BMG JAPAN)

コメント

_ anonymous ― 2006/03/05 11:40

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_ やっぱり邦画好き… - 2006/02/13 09:57

 公式サイト


映画 『 燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY 』

2006年:日本   【2006年2月11日ロードショー 】 [上映劇場]

監 督:細野辰興
脚 本:鈴木智
原 作:高杉良


 燃ゆるとき



 ザ エクセレント カンパニー 新・燃ゆるとき

_ ●○ゆるゆるシネマ感想文○● - 2006/02/13 21:02

「燃ゆるとき」 公式サイト


試写会鑑賞 
ゆづあげの好き度 ★     (満点は★5個)



2006年2月11日公開  


今年は邦画を積極的に観てみよう! 
何の根拠もなく今年の方向性を打ち出している、ゆづあげです。
みなさん、こんにちは。


上記の方

_ 万歳!映画パラダイス〜京都ほろ酔い日記 - 2006/02/14 01:06

 高杉良原作で、カリフォルニアに進出した日本企業の話という点に軽く興味を感じ、「燃ゆるとき」(細野辰興監督)を観てきた。あー時間の無駄遣いをした。ロサンゼルス特派員をした経験のある僕にとっては、無関心ではいられないテーマではある。ストーリーは至って単純で....

_ Blog・キネマ文化論 - 2006/02/14 14:55

●燃ゆるときを浜松東映劇場にて鑑賞。 東輝水産カリフォルニア工場の再生を図るべく

_ ヒューマン=ブラック・ボックス - 2006/02/18 13:28















ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(94) 燃ゆるとき-
この映画は、

地上の星を目指した

企業人たちの戦いのドラマだ


NHKの番組「プロジェクトX」の放送が昨年末で終了した。

「プロジェクトX」は、日本経済が、...

_ 犬も歩けばBohにあたる! - 2006/02/21 01:46

我ながら、どうしてこういう地味〜な映画を観てしまうか…と思わず苦笑いしてしまう

_ ドリアンいいたい放題 - 2006/02/22 09:37

平日午前、仕事前に鑑賞
今年になってこういうパターンが増えた。
というより、「仕事前に映画」にはまっている。

ただし、60才以上のシルバー割引で鑑賞している人の
「若いモンが仕事さぼって何やってる!?」という
お叱りの視線を流さなければならない。。。。

_ よしなしごと - 2006/02/25 04:37

 今日は燃ゆるときです。なんと、労組で前売り券が1,000円で売ってました。まじっすか?レイトショーよりも、普通の前売り券よりも安いではないですか!労組の人曰く「社員の人みんなに見てもらいたい映画だから、頑張っちゃいました」と。でもね、1,000円で売っているのを知ったのは、僕が劇場前売り券を買ったあとなのよ。遅い!もっと早く言ってくれよ~。

_ 映画とアートで☆ひとやすみひと休み - 2006/03/02 22:35

戦後日本の三大発明のうちの1つはカップラーメン囹と子どもの頃に聞いたことがある。 (残りの2つを知っている人がいたら、ぜひ教えて下さい!) 今月の映画鑑賞第1弾は、そのアメリカのカップラーメン製造現場を舞台とした『燃ゆるとき』。 都内の主要な映画館..

_ 欧風 - 2006/03/02 22:40

「INDYの一番長い日~舞台挨拶同じ日にやりすぎなんだよ!の巻~」、第1話、第2話とトラブル続き。

当初はこの日は観る予定は3作品だったんですが、次の舞台挨拶の作品の開始が午後7時で、間にもう1本観ても充分間に合う事に気づき、丁度2本目を観た「池袋シネマサンシャイン」で前から観たかった「燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY」をやってたので、じゃあ、続けて観ちゃえ、となった訳です。本当はちょっと地味そうな作品だし、「マイ映画館」の映画6本で無料が貯まってたんで、それで観ようと思ってた

_ ★★レガシィBP5 2.0GT spec.B WR-Limited2004★★ - 2006/03/04 22:22

ハート6つで、1本タダ、ということでこの映画「燃ゆるとき」を観ました。

 原作は、高杉良のベストセラー。実存の食品会社をモデルにしている。
 話としては、日本企業が、アメリカでのカップ麺製造販売の立て直しをしょうと、日本社員ががんがる、といったところ。
観て、ずいぶん脚本が単純というか、あっさりしてて、深みがない感じ。
ストーリー的には、スッキリする話なんだけど、浅い、実際そんなもんじゃないだろう!という物足りなさが残った。
 中井貴一と、他の人がさんざん口説いても駄目だったメキシコのおっさ

_ もっきぃの映画館でみよう - 2006/03/05 14:31

「スタンドアップ」で好スタートを切った2006年ですが、いまのところ
それに続くのが「スキージャンプ・ペア」で、それを超える作品がなく、
オリンピックの前半のようにちょっと盛上りに欠けております。でも
ここで一気に邦画5連発行ってみましょう。
作品名(満足度・映画館)、ヤフーから引用したストーリー、感想
の順に、おもしろかった順で5作品駆け抜けます。<ネタバレ少々ありです>

博士の愛した数式 (65%:道頓堀東映バラス)
(物語)元大学教授の数学者(寺尾聰)の家に派遣された
家政婦の杏子(深津絵里)は、彼が交通事故の後遺症で80分しか
記憶がもたないことを告げられる。戸惑う杏子だが、ある日、
彼女の息子(齋藤隆成)と数学者が会い……。
(感想)実に潔い映画でした。演技が心地よかったです。
特に、深津絵里の、適度な早さの包丁さばきに、ハンバーグをこねる姿、
料理をする女性の美しさが表現されていたように思いました。とても楽しそうに
手間をかけてつくる様子は、はたしてどんなものができるのかという
わくわく感がありました。博士の寺尾聡がみとれているのも納得です。
でも最初と最後がどうも。。。

最初のシーン、授業の合間の休み時間に「円周率がどうして3じゃないの」とか
そんな会話生徒がするかなあ?黒板に、マグネットでいろいろ貼り付けるのも
私がそういう授業をうけてなかったからか違和感を感じました。授業自体はとても
おもしろかったのですが。そして、教師役の吉岡秀隆がルートと呼ばれるようになったわけを話しだす回想シーンの導入部。教壇から窓越しに海をながめ、かなり大きめの波がアップになって、窓越しか直接の波になって、カメラが振って田舎の道で自転車をこぐお母さんの深津絵里の登場。なんとも、いかにもな感じ。しかも、窓越しの波の映像がかなり水平に近くって、これって海岸にある学校なんでしょうか?いつの時代かわかりませんがセキュリティもなにもあったもんじゃないなあと、教育実習で数学を教えたからか、気になってしまいました。
最後もはなんだかよくわからなくって終了。

でも、配役はバッチリですねえ。派手な浅丘ルリ子とのコントラストもいい
雰囲気だったし阪神・江夏を球場でみた世代として「28が完全数」というのも
なんだかうれしくなります。

帰りに道頓堀を歩いていると、一個200円のたこ焼きを