アイスエイジ22006/05/01 00:36

Ice Age 2
アイス・エイジ2

マンモスのマニー、サーベルタイガーのディエゴ、ナマケモノのシドを中心としてお話は進む。ノアの方舟的を思わせる、ロードムービーかな。僕は1作目は見ていないけど、知らなくても大丈夫、楽しめました。
テーマは友情・家族愛。すごく単純で当たり前の事なんだけど、この感情が希薄になってきてるから、純粋に感動できるんだろうな~。この3匹と自分をフクロネズミと思い込んでるマンモスのエリーの掛け合いが面白かった。僕はやっぱり、シドの存在が好き。
まぁ多分子供達の一番人気はスクラットだろうけどね。
欲を言えば、友情か家族愛かどっちかに絞っても良かったのかも。

ストーリー(公式HPより)
約2万年前の地球には温暖化の波が押し寄せ、いまや氷河期(アイス・エイジ)は終わりを迎えようとしていた。
氷壁にしがみついているスクラットは、またもや愛しいドングリを発見! 氷の中からドングリを引き出すが、空いた穴から水が噴出し、あえなく転落。彼のドングリへの飽くなき求愛は、まだまだ報われないようだ。
一方、谷の動物たちにとって、氷が溶け出した世界はまるでパラダイス。特にやんちゃな子供たちは、ウォーター・スライドや波のプールで大はしゃぎだ。以前、人間の赤ちゃんを家族のもとへ届けるという冒険の旅で友情を育んだ我らがヒーロー、マンモスのマニー、ナマケモノのシド、サーベルタイガーのディエゴも、他の動物たちと仲良く、ポカポカ陽気の恩恵を楽しんでいた。
しかし、このトリオはそれぞれ、心の中に悩みを抱えている。
過去に家族を失ったマニーはもう一度家族をもちたいと願いつつ、自分が最後のマンモスなのではないかという不安と孤独感にさいなまれている。おちゃらけ者で子供たちからさえも軽く見られがちなシドは、他の動物や女の子たちからもっとマジメに尊敬され、ちやほやされるべきだと思い込んでジタバタ。そして強くクールなディエゴは、水への恐怖を抱いている自分を発見し、それを許せなかったのだ。
お気楽に楽しむ動物たちの中で、ペテン師アルマジロのものしりトニーやハゲワシが不吉な予言をする。「このままだと5日後には大洪水が起こり、世界が滅びるぞ!」
最初は真に受けなかったマニーも、谷を守っている氷壁が割れ始めていることに気づき、迫り来る危機を悟る。ダムのように水を堰き止めているこの氷壁が壊れたら、谷全体が水の中だ! みんなが助かるには、水の少ない谷の反対側へたどりつくしかない!
ピキピキと亀裂の走る氷と競うように、生き残りを懸けた動物たちの冒険の旅が始まった。旅には危険がいっぱいだ。水の中からはアラシローやハクアキといった恐ろしく凶暴な水生爬虫類が、空からは食欲旺盛なハゲワシ・ガンマンたちが、トリオと仲間たちを餌食にしようと狙っている。
そんな旅のさなか、さびしさからブルーになっていたマニーの前に、なんとマンモスの女の子、エリーが姿を現した! 思わずときめくマニー。しかし、なぜかエリーは自分をフクロネズミだと思い込んでいた!? おまけにエリーのそばにはいつもイタズラ好きで生意気なフクロネズミの兄弟、クラッシュ&エディがいて、トラブル続出なのだ。陽気で優しいけれど変わり者のエリーに惹かれつつ、乙女心のわからないマニーはなかなか彼女との距離を縮められない……。
はたして動物たちは無事に旅を終えることができるのか? エリーがマニーに心を開く日は来るのだろうか? シドが尊敬される日、ディエゴが水恐怖症を克服する日は? そしてまたもや不運に襲われまくりのスクラットは、愛しいドングリをゲットできるのか!?

監督:カルロス・サルダーニャ
脚本:ジョン・ヴィッティ
音楽:ジョン・パウエル
日本語吹き替え:  太田 光(シド)
 竹中 直人(ディエゴ)
 山寺 宏一(マニー)
 優香(エリー)
 久本 雅美(クラッシュ)  中島 知子(エディ)  高田 純次(ものしりトニー)

真 救世主伝説 北斗の拳2006/05/01 00:39

北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章

オリジナルの北斗の拳を知ってるから見たい!という衝動を抑えきれず、映画館に見に行った。

声がこれまでと変わっているってので、どうなんだろう?って正直心配してた。阿部さんのケンシロウは違和感を感じさせなかった。けど、宇梶さんのラオウは最後まで馴染めなかった。
悪いって訳じゃないんだけど、う~んオリジナルの印象が強く残りすぎてるせいか、優しすぎる気が...

コウちゃんも初声優だけど、レイナって役に会ってたからだろうか、映画に馴染んでた気がする。
今回のお話は、サウザーを倒すまでの話し。

「退かぬ!! 媚びぬ 省みぬ!!」


「愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!!愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!! 」という名台詞を聞けなかった気がした。。。


まぁ、でも単純な僕は、強敵のために立ち上がるケンシロウに感動していた。

原作:武論尊/原哲夫
脚本:堀江信彦/鴨義信/真辺克彦
監督:今村隆寛
テーマソング:「Theme from Fist of the North Star ~The Road of Lords~」(TAK MATSUMOTO/B'z)
主題歌:「ピエロ」(上木彩矢)
 
     

こどもダイム2006/05/01 00:40

こどもダイム
ちょっと古いけど、さすがに溜まってきた雑誌の整理をしているとこどもダイムというのを見つけた。2005.11.3 DIME No.21の別冊付録だ。

「最新商品の秘密がわかる!DIME世代が親子で楽しむ科学グラフ」ということで、このVol.1(創刊号)の特集は「部屋の照明」について。

全11ページで、写真とイラストで、
 人間の感覚と明かりの色の秘密!
 生体リズムをサポートする快適照明ライフ
 照明の配置大研究
といった内容に関して書かれている。

内容は、結構深くって、僕の方が勉強になる。漢字に全てふりがなも付いてるしね。
人間は寝てても光を感じるから、照明が少しずつ当たると、快適に起きれるということらしい。自然が一番健康的って事なんだろうね。だけど、まぁそれを人工的にサポートしてくれる照明もあるみたい。

子供にとってはちょっと文字が多くって、大変かな。照明の不思議さのようなものをイラストなんかで見て気づいて、親がこれを一生懸命読んで、一緒に勉強するのにはいいのかもしれません。でも、電気って不思議で、いつもあるからなんとも思わないけど、無くなった時に電気のありがたさ、光のありがたさみたいなもの感じるんでしょうね。

こどもダイム Vol.1 創刊号
構成・文/山本 栄喜(Sirocco)
撮影/柳澤 牧嘉
イラスト/上重☆さゆり
デザイン/山内 浩史+齋藤 広幸

恋心2006/05/02 22:55

今日はまぁいろいろあって、タクシーで家路に着くことになった。

女性のタクシードライバーの方と約20分、楽しい話しを聞かせてもらって、なんかちょっと得した気分だった。

彼女は60歳ということ。まずは、彼女の娘さんに関わるお話し。
彼女の娘さんは、最近結婚した。それで、相手が、東南アジア系(ものすごいおおまかなくくりだけど...)の律儀な男性。律儀という言葉がぴったりだという。
彼女の母親は、入院していて、娘が彼を紹介した際に、日本人だと思い込んでいた。日本人っぽいので、名前を聞くまでは分からなかったらしい。(日本語もペラペラなんだろうか?)
その彼は、おばあちゃんにとても親切で、リハビリにも付き合ったりしてて、そんな姿に、おばあちゃんは涙を流して喜んでくれてるって。彼女曰く、昔の日本人の持って優しさのようなものを感じるということだ。
ただ、彼女は昔が良かったとかそんな意見ではなく、単純にそう感じているみたいだった。
60歳になった今、タクシーで街を走って、小学生を見ると自分の小学校時代の事が、まるで重なるようにスーッと鮮明に思い出されるんだって。それがすごく楽しいって。
どんな感覚なんだろう。でも、今まで見えなかった何かが見えてくるのだろうか。そう考えると年を重ねて行く事も、老いという恐怖の反面、楽しげに映る。


それから、彼女自身の話し。
最近、同窓会があった。同窓会で、向かいの机に、みんなが「あの格好のいい男の人は誰だろう?」と盛り上がるくらいの美男子、謎の男が座ってた。その謎の男は、数年前にくも膜下出血で亡くなったという死亡説の流れた男。そして、彼女が昔恋焦がれていた男。
それで、彼女はびっくりして(だってくも膜下出血というありがちな死亡説が流れると疑わないよね~)、でも勇気を振り絞って話しをした。
彼は、本当にくも膜下出血で、瀕死の状態だったらしいけど、奇跡的に命を取り留めたという。
そこで、きっといろんな思い出話をしたんでしょう。気がつくと、2人は他のメンバーと離れ離れになり、近くのバーに行くことになった。
バーへと向かう道で、彼は当たり前のように彼女と腕を組んだ。
彼女は、想いの人にいきなり腕を組まれ、恥ずかしさのあまり下を向くと、彼は、「こんないい男を並んで歩いてるんだから、もっと、胸張って歩きなさい」と笑顔で言った。(う~ん、これは年を重ねないと言えないし、格好いい言葉にならないかもしれない。)
と、この辺りで、自宅に近づきもっと話しを聞きたかったが残念。
彼女は、彼が「ずっと近くに住んでいたら、結婚してたかもしれないね。」と言ってくれた事を喜んで話してくれた。自分の片思いだと思っていたものが、実はそうでもなかったという事がわかって、今当に恋をしているようだ。
彼女の娘さんも、それは恋だよって言ってたらしい。

ほんの20分。だけど、すごく幸せそうに彼女はこんな話をしてくれた。
僕もその幸せを分けてもらった。

きっと人の想い・感情はいつになっても純粋なもので、それは論理的に説明できるものではないと思う。それは、説明しようと思うから出てくるのであって、まずは感情が存在する。そんな事を思った。

やっぱり、人は様々で、その人の人生は唯一無二。そのものが芸術作品のようなもだ。改めて、僕は沢山の幸せをもらってるので、あなたが幸せであるるために何かできる事探して行こうと勇気をもらった一日でした。

桐の花2006/05/03 22:46

TVのニュースで桐の花の話題を見た。

桐って(当たり前だけど)薄紫の花が咲くんだね。桐は箪笥とかの材料として使われてるのは知ってるけど、こんなに綺麗な花を付けるのは知らなかった~

昔は、女の子が生まれると、桐の木を植えて、結婚するときに桐の家具を作って持たせるという風習があったと言ってました。

花言葉は「高尚」。

昔の人は、いろんな知恵を自分で見つけていったんだな~って感じました。桐が約20年で育つってのも見つけたんだろうしね。
それにしても、昔から20歳が結婚する年齢だったんだろうか?
成人?ってそもそも、誰が何のために決めたんだろう?元服は15歳だったのにね。

まぁそれはまた考えるとして、自然に存在するものに意味を持たせようとした結果、花言葉が生まれてきたんだろうね。誰かに何かを伝えたくて。
花に想いを込めるとしたら、やっぱり大切な人に、自分の想いを込めるために考えたんでしょうね。
ひょっとしたら、花自信も何か意思を持って咲いてるのかもしれない。何かを必死に伝えようとしてるのかもしれない。(なんか散文になった。。。)

ドラ・マールの肖像2006/05/04 21:42

ドラ・マールの肖像
ニュースで話題になっているピカソの「ドラ・マールの肖像」

落札価格は、9521万6000ドルで落札(史上2番目!)。

No.1は、「パイプを持つ少年」(1905)。ピカソ24歳の時の作品。これは、2004年5月に1億ドルで落札されたという。

ついつい値段ばかりに気を取られてしまうけれど、価値は見る人がそれぞれ決めるもの。お金には変えられない価値を感じてしまうんだろう。

僕は芸術にはあんまり詳しくはないんだけど、ピカソの絵には惹かれるものがある。キュビズムによる表現方法ってなんか、人の思考を実直に表現しているように思える。考えるという事。いろんな視点から、自分と対象との関係を考え、それを表現する。それを絵で表現できるのってやっぱりすごい。

今日、NHKの番組で、「見巧者」という言葉を覚えた。エンターテイメントは、芸を魅せる側と、観る側とで作り上げるものだと思う。一方的な発信で、相手に通じないものは、ある意味、芸を成していないと言ってもいいのではないだろうか。そこに、伝えたい物・事、意思が入って、伝わる、そして感動を与える。

そのためには、観る側も、意識を持って観ることが必要なんだろう。いわば一対一の真剣勝負。そこには、言葉は生まれないかもしれないけど、ある種特殊なコミュニケーションが成立しているのかも。

僕も勉強しないと...
さらに、もう一つ面白いと思うのは、そこで、芸者(作者・演者などなど)の意図とは異なり、観る者が独自の解釈が出来る点。これは、僕は間違いではないと思う。そこで、また新しい感動が生まれ、新しい文化が生まれてくるのではないだろうか。人のこころを揺さぶるり感動を与え、人生を裕福にしてくれるものは、その方法が何であれ美しいと思う。