恋人よ2005/12/25 00:19

  僕が一番好きなドラマ「恋人よ」。

1995年10月期にフジテレビで放送された。2組の夫婦、4人のお話。不倫というテーマでありながら、純愛というものを感じさせてくれるすばらしいドラマ。さすが、野沢尚の脚本といったところかな。
出演者も、鈴木保奈美、岸谷五朗、鈴木京香、佐藤浩市と豪華だし、音楽も、セリーヌ・ディオンの「TO LOVE YOU MORE」がその世界を盛り上げてくれる。

ドラマも原作もどちらもそうだけど、後半の航平の情けなさがいまいち好きではないんだけど...愛永の生き方はすごく憧れる。そう生きたいと願う。それはドラマで純粋過ぎる様だけど、それでもね。

純愛って何って自分でもはっきりと説明できないけど、『想い』だろうか?それは、ドラマの中でも出てくる、永遠に消えない「青い炎」という表現が好きで、なんとなくイメージできる。

愛、想い、言葉、死。本当はすごくドロドロとした感情の蠢くひとのお話なんだけど、みんなそれぞれに純粋な愛を持ってるんだよね。この純粋な想いを表現するには、不倫という世間一般では受け容れ難い状況の中で見せることが一番効果的だと野沢さんは思って書いたのだろうか?
最後のシーンのためにこのストーリーがあって、やっぱり愛することは美しいって感じさせてくれるドラマだ。
   

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