第18回日刊スポーツ映画大賞2005/12/05 02:40

パッチギ !
もうこんな時間か~週末はあっという間に終わる。
というよりも、昼過ぎまで寝てる僕が悪いのか...

ちょっと遅くなったけど、第18回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞はこうなった。
作品賞:「パッチギ ! 」(井筒和幸監督)
監督賞:犬童一心「メゾン・ド・ヒミコ」「タッチ」
主演男優賞:市川染五郎「阿修羅城の瞳」「蝉しぐれ」
主演女優賞:小泉今日子「空中庭園」
助演男優賞:堤真一「ALWAYS 三丁目の夕日」「フライ,ダディ,フライ」
助演女優賞:薬師丸ひろ子「ALWAYS 三丁目の夕日」
新人賞:沢尻エリカ「パッチギ!」
外国作品賞:「ミリオンダラー・ベイビー」 
石原裕次郎賞:「ALWAYS 三丁目の夕日」
石原裕次郎新人賞:該当者なし

そうか~、「パッチギ!」か~。こう言っては失礼かもしれないけど、僕は最初はそんなに期待せずにこの映画見に行った。けど、始まるとそのスピード感にどんどんはまっていった。
純粋に楽しめる、エンターテーメント性もあり、でも、社会問題を訴えて、そして泣ける。特に、オダギリ・ジョーや大友康平が笑わせてくれる。ああいう生き方に憧れる~
ただ生まれた国が違うというだけのように思うんだけど、でも、これまでの歴史をきちんと理解してない僕が思う程世の中単純じゃないんだろうね。そんな誰かが作った壁を一人ひとりの心で乗り越えられればいいのに。だって、それは自分の作り出している(もしくは、そう教え込まれて作り上げた)幻想にすぎないんだから。
本音でぶつかりあって、たまにはお互い傷つくこともあるだろうけど、それでも、そうしないと人は分かり合えない気がする。それをあきらめると、もう二度とは、分かり合えなくなる。せっかく同じ時代に、そして出会える場所に居合わせたんだから、その運命を大切にして、みんなが幸せになる、そんな世の中になるといいのにね。

...と、映画に戻ると、僕も、今年見た映画の中では、これか、「メゾン・ド・ヒミコ」が一位争いをしている。