キサラギ2007/06/24 21:49

キサラギ
キサラギ

人物紹介ができない...これがこの作品の面白いところなので。とりあえず、5人の男が登場人物です。皆さん実際にみてこの5人がどういう人物なのか確かめてください。(ハンドルネームから誰が演じてるかもご想像ください。)

家元オダ・ユージスネーク安男イチゴ娘

自殺したアイドル如月ミキのファンサイトの常連の5人が、一周忌のオフ会で初めて出会う。それぞれのミキちゃんへの想いが最高潮に達したときにドラマが始まる。

「12人の怒れる男」「12人の優しい日本人」「約三十の嘘」などの作品と並ぶ密室劇。

ストーリーに絡む部分が説明できないので紹介にはなりずらいのですが。それだけ、脚本がしっかりと練られてるんでしょうね。人物も面白いし、笑いの要素も上手く入ってるし、感情の起伏もスピード感もある展開で見てて飽きさせない。

これ映画もいいんですが、舞台だともっとリアルで緊張感が生まれるかなって感じました。最後の終わり方も好きで、なんか舞台っぽいかなって。もちろん、映画はこの5人の演技が素晴らしいです。

...何にも詳しくは書けないんだけど、感じたことを。人と人のつながりで僕らは生きている。それは一緒にいる人、出会った人、インターネット上だけで知ってる人。何にも知らない人。。。誰がどんな絆で結ばれているかはその時にならないと分らないし、でも一人じゃないって思えるだけで、それがすごく幸せなことなんだって感じた。生きてるってことに感謝しないとね。

監督:佐藤 祐市
原作・脚本:古沢 良太
出演:小栗 旬、ユースケ・サンタマリア、小出 恵介塚地武雄、香川 照之ほか
主題歌:ライムライト 「キサラギ」