グレート・ビギン2006/01/07 13:15

GENESIS
グレート・ビギン(Genseis, 2004 France)

全人類必見!胎児だった全ての人に贈る、1時間21分:命の旅。
製作年数16年!「ヒトはどこから来たのか」という永遠の謎に迫る!

生物学者であり、映像作家でもある、マリー・プレンヌーとクロード・ニュリザニーの作品。
自分はどうして生まれ出でたのか?自分⇒親⇒その親⇒…⇒生き物⇒…⇒物質。じゃー生き物(生きているという事)って何?という疑問に答えるべく作られたらしい。
もとは何かの物質だったんだよね。地球という時間軸で考えると、46億年。その間に何があったなんて計り知れないけど、それを映像化しようという試みは大変だったんじゃないかな?だって、16年がかりで作ったというから、相当の信念と熱意があるんだね。
ドキュメンタリーといえば、去年のBRUTUS(No.583 11/15号)に特集でいろんなドキュメンタリー映画が紹介されていた。今年は、結構人気がでるのだろうか?

監督、脚本: クロード・ニュリザニー&マリー・プレンヌー
音楽: ブリューノ・クーレ
プロデューサー: アラン・サルド

こんな言葉が紹介されてた。なんか納得させられる言葉だ。
「計算を通じて真実に触れる科学者と(科学的思考)、直感が数学的証拠をなぎ倒してしまう一般大衆の間においては、神話的な思考(神話的思考)こそが仲裁役を果たす」(レヴィ・ストロース)
レヴィ・ストロースの本を読んだことのない僕には未だ理解できないが、現実世界にあることを抽象化した世界=直感的に把握、理解できる事実(具体性)で繋げるってことかな?その神話的思考を与えるのがこの映像作品ということなんだろうね。

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